【2】太陽光発電システムで得られる電力量

発電量シミュレーション(3)

最終仕上げとして、『汚れや配線によるロス』『パワコン変換効率』を加味します。

これで、ここまで説明してきた全ての効率やロスを加味したシミュレーション結果が出ることになりますが、あくまでも結果は概算であることをご了承ください。

太陽光発電システムは気象に大きく影響されます。冷夏、暖冬、空梅雨・・・と、気象条件によって発電量は変わります。

しかしながら、過去の統計に基づいていますので、それなりの近似値にはなっています。

【汚れや配線によるロス後(%)】
あまり気にするロスではないかも知れませんが、汚れや配線によって5%程度のロスがあると言われています。
デフォルトで95(%)を入れておきます。

【パワコン変換効率(%)】
パワコンのパンフレット等を参照して、書かれている値を入力してください。
手元にあるパワコンのパンフレットでは変換効率が94.5%になっていますので、デフォルトで94.5(%)を入れておきます。

すべての項目において、デフォルトで初期値を入れていますが、ご自分の条件や好み等によって好きに変えていただいて構いません。

1年の発電量と1ヶ月の発電量
モジュール1枚当たりの発電力(W) W
モジュールのトータル枚数(枚)
南向きに設置するモジュールの枚数(枚)
平均日射量(kWh/m2・day) kWh/m2・day
角度効率(%)
温度によるロス後の発電効率(1-2,12月)(%)
温度によるロス後の発電効率(3-5月,9-11月)(%)
温度によるロス後の発電効率(6-8月)(%)
汚れ・配線によるロス後の発電効率(%)
パワコン変換効率(%)
1年の発電量概算 kW
1ヶ月の発電量概算 kW



【2】太陽光発電システムで得られる電力量

発電量シミュレーション(2)

前回は、1ヶ月で得られる発電量のシミュレーションを算出してみましたが、以前に説明したとおり、季節によっての温度ロスを考慮する必要がありますので、1年間の発電量は前回の結果x12というワケにはいきません。

前回は温度によるロスをまったく加味していませんでしたので、1年間の発電量をシミュレーションする時には温度によるロスを考慮します。
詳しくは『温度による発電ロス』の回をご参照ください。

【温度による発電ロス(1〜2月・12月)(%)】
1〜2月・12月の温度による発電ロスは10%と言われていますので、効率は90%になります。
デフォルトで90(%)を入れておきます。

【温度による発電ロス(3〜5月・9〜11月)(%)】
3〜5月・9〜11月の温度による発電ロスは15%と言われていますので、効率は85%になります。
デフォルトで85(%)を入れておきます。

【温度による発電ロス(6〜8月)(%)】
6〜8月の温度による発電ロスは20%と言われていますので、効率は80%になります。
デフォルトで80(%)を入れておきます。

1年の発電量概算(方位・角度・温度効率込み)
モジュール1枚当たりの発電力(W) W
モジュールのトータル枚数(枚)
南向きに設置するモジュールの枚数(枚)
平均日射量(kWh/m2・day) kWh/m2・day
角度効率(%)
温度によるロス後の発電効率(1-2,12月)(%)
温度によるロス後の発電効率(3-5月,9-11月)(%)
温度によるロス後の発電効率(6-8月)(%)
1年の発電量概算(方位・角度・温度効率込み) kW



【2】太陽光発電システムで得られる電力量

発電量シミュレーション(1)

それでは、これまでの説明を元に、1ヶ月で得られる発電量のシミュレーションをしてみることにします。

いきなり、これまで説明したすべてのロスを組み込むと混乱するかも知れませんので、段階を追って考えていきましょう。

まず、モジュール1枚当たりの1時間当たりの発電力に設置する枚数を掛けると、設置する太陽光発電システムの1時間での最大発電力が求められます。

次に考えるのが、そのシステムが1日当たりどれくらいの日射量が得られるか、です。
前に説明したとおり、ここでは平均日射量を4とします。
※正確に計算するためには、毎月の平均日射量や、時間ごとの平均日射量を勘案するべきですが、かなり計算が複雑になるために、ここでは4としておきます。

【モジュール1枚あたりの発電力(W)】
パンフレットに載っている、公称最大出力値のことです。採用するモジュールの発電力を入力してください。
デフォルトで185(W)を入れておきます。

【モジュールの枚数(枚)】
屋根に何枚のモジュールが設置できるのか、パンフレットでモジュールをサイズを見て、家の設計図を見て、算出してください。
デフォルトで20(枚)を入れておきます。

【南向きに設置するモジュールの枚数(枚)】
全体のモジュールのうち、南向きに設置するモジュールの枚数を入力してください。これによって、方位効率を求めます。
デフォルトで10(枚)を入れておきます。

【平均日射量(kWh/m2・day)】
日本の平均は約3.8のようですが、ご自分がお住まいの地域の詳しいデータが知りたい場合はNEDO[新エネルギー・産業技術化総合開発機構]で調べてください。
デフォルトで4を入れておきます。

【角度効率(%)】
角度効率についてはほとんど考える必要がないと思いますが、水平に設置するので10%ロス、等、はっきりとロスする効率が分かっている場合は0.9等の数字を入力してください。
デフォルトで1を入れておきます。

今回はここまででシミュレーションしてみます。
すべての項目にデフォルトで数値を入れていますが、この部分はご自由に入力して、『計算』をクリックしてみてください。

1ヶ月の発電量概算(方位・角度効率込み)
モジュール1枚当たりの発電力(W) W
モジュールのトータル枚数(枚)
南向きに設置するモジュールの枚数(枚)
平均日射量(kWh/m2・day) kWh/m2・day
角度効率(%)
1ヶ月の発電量概算(方位・角度効率込み) kW



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