【3】何年でペイ?[償却期間のシミュレーション]

償却期間算出の注意

前回、これまでの説明のまとめとして、最後のシミュレーションを実施しました。

公称値の電力量が何Wのモジュールを使うのか、何枚設置するのか、自治体からの補助金はいくらもらえるのか…等々、各ご家庭や地域によって結果は変わってくると思いますが、おそらく、10〜20年の間になったんじゃないかな、と思っています。

で、一つ注意しておくべき点があります。

前回のシミュレーションでは、1年間の収支を計算するのに『1年間の収支シミュレーション』を使いました。

このページを良く読んでいただければ分かるのですが、ここでは売電価格を50円としています。

実際、平成22年7月の現段階では48円になっていると思いますが、これ、確か2020年までのはずです。

つまり、それ以降の売電価格は現段階では決定していないということです。

例えば償却期間が15年という結果になったとしても、最後の5年間の売電価格は24円に戻っているかも知れず、そうなると償却期間はもっと延びることになります。

太陽光発電システムとその償却期間のシミュレーションって難しいんですよね。
未来が決まっていないので。


【3】何年でペイ?[償却期間のシミュレーション]

償却期間のシミュレーション

それではいよいよシミュレーションのまとめです。
高価な太陽光発電システムを設置して、一体何年でペイできるのか?
償却期間はどれくらいになるのか?

これまでのおさらいを含めて、数値を入力し、シミュレーションしてみましょう。
もし、よく分からない項目がある場合は、だいたいの数値を入力してみてください。
※それぞれの項目をクリックしていただければ、関連記事に飛びます。

【モジュール1枚当たりの発電力】
パンフレットに載っている、公称最大出力値のことです。採用するモジュールの発電力を入力してください。
デフォルトで185(W)を入れておきます。
これまでに、たとえ公称最大出力が185Wでも、実際に得られる電力は色んな損失があるのでもっと少ないですよ、という説明をしてきましたが、今回この値は国からの補助金を計算するために使います。

モジュールのトータル枚数(枚)
屋根に何枚のモジュールが設置できるのか、パンフレットでモジュールをサイズを見て、家の設計図を見て、算出してください。
デフォルトで20(枚)を入れておきます。

【国からの補助金(1kW当たり)】
前回説明しましたが、平成22年度は1kW当たり国から70000円の補助金が支給されますので、デフォルトで70000(円)を入れておきます。
年度が変わって補助金が変わった場合はその値を入力してください。

【自治体からの補助金(トータルで)】
これも前回説明しましたが、自治体によっては国からの補助金とは別に補助金が支給される地域があります。
『環境ビジネス.jp』の補助金一覧でチェックして、自治体からの補助金を計算し、入力してください。
自治体によっては補助金が支給されない地域もありますので、デフォルトでは0(円)としています。

【太陽光発電システムのトータルコスト(円)】
太陽光発電を設置する際に、モジュールやパワコン、工事費を含めたすべてのコストを入力してください。
できれば業者に見積もりをしてもらった方が正確な値が出ますね。
こういうサイトを利用すると手っ取り早いと思います↓。
太陽光発電の設置価格を見積り比較!

無理であれば、パンフレットからモジュール1枚当たりの費用に必要枚数を掛けて、使用するであろうパワコンの費用を足して、工事費をざっくり20〜30万円で算出してみましょう。
デフォルトでは300万円を入れています(モジュール枚数を20枚としているので、大体これくらいかな、と)。

【1年間の収支[節約額](円)】
上記のページでシミュレーションした結果の『お得プランでの1年の収支』の額を入力してください。
大変申し訳ないのですが、この値をシミュレーションするためには、お宅での1ヶ月当たりの消費電力量を調べたり、さらにページを遡って1ヶ月当たりの発電量を算出する必要があります。
ここが頑張りどころです。高い買い物をするのですから、できるだけ内容を理解して、できるだけ正しい数値を入力してください。
デフォルトでは1年間の収支のページでシミュレーションした結果から180000円を入れています。

さて、以上の数値の入力が終われば、やっと『何年でペイできるのか?』のシミュレーション結果が出ます。

償却期間
モジュール1枚当たりの発電力(W) W
モジュールのトータル枚数(枚)
国からの補助金(1kW当たり)
自治体からの補助金(トータルで)
太陽光発電システムのトータルコスト(円)
1年間の収支[節約額](円)
償却期間

デフォルト値でシミュレーションした場合、15年ちょっと、という結果が出ました。
現実も、こんなものだと思いますが・・・いかがでしたか?



【3】何年でペイ?[償却期間のシミュレーション]

太陽光発電システムの補助金

個人が太陽光発電システムを導入する場合、国から補助金を受け取ることができます。
平成22年度は「システムの発電力1kWあたり7万円」が交付されますので、忘れずに申し込みましょう。

期間は『平成22年4月26日(月)〜平成22年12月24日(金)必着』となっていますが、詳しくは『太陽光発電普及拡大センター』のWEBサイトをご覧になってください。

また、多くの自治体では補助金が支給されます。
自治体によって色々ですので、ご自宅の自治体での制度をチェックしてくださいね。

例えば、自治体での補助金はないとか、国からの補助金と併用可とか、上限が6万円とか100万円とか、工法や施工納期に制限があったりとか、そりゃあもう、千差万別ですのでこのサイトでは説明しきれません。

『環境ビジネス.jp』の補助金一覧が便利ですので、ぜひ、チェックしてください。

タグ:補助金
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。